痛みの少ない治療
1. 安心を提供する空間作り
歯科医院そのものが「苦手」「怖い」という方もいらっしゃると思います。そこで、
- 明るくキレイな診療室
- 歯科医院特有のにおいがなるべくしない薬品管理方法
など、まずはクリニックの環境面からリラックスしていただけるよう、 穏やかなBGMや癒やし効果のあるアロマを用意しております。
加えて、特に気をつけているのはスタッフが絶えず患者様に思いやりと親しみをもったコミュニケーションをすることです。
スタッフとの関わりからリラックスしていただくことで歯科への「苦手」「怖い」といった気持ちが軽くなる様に心がけています。
2. 治療内容と今後の治療計画を具体的にお伝えします
歯科治療を行うにあたっては、カウンセリングの時間をしっかりと設け、患者様にご納得・安心して治療を受けていただけるよう配慮しております。
また、治療に対して患者様が不安に思われることとして、 「治療回数や内容がわからない」ということが挙げられるかと思います。
当院では、しっかりとカウンセリングを行いこういった疑問を解消するとともに、 安心して気持よく治療を受けていただけるようにメンバー全員で努力しております。
3.「無痛治療」のための工夫
歯科医院の治療では痛みを我慢することが当たり前だと思っていませんか?
当院では様々工夫をしながら歯科治療を提供しています。
特に麻酔注射について工夫しています
第一に、「麻酔注射自体の痛み」を少なくするために、歯茎の痛覚を麻痺させる効果のある表面麻酔という塗り薬を使います。
また、麻酔薬の温度が低い場合は体温との「温度差」が痛みの原因となります。
当院では、一手間を加え麻酔薬を温めてから注射をすることで、 注射の際の痛みを減らしています。
加えて、麻酔針は手に入る中で最も細い針を使っています。
細い針の方が太い針よりも痛みの少ないことは、直感的にもご納得いただけるのではないかと思います。
さらに、針を刺す際にも気を配っています。
痛くなく針を入れるポイントは、 針を動かさずに歯茎を振動させながら入れることです。
加えて、電気注射器を用いて麻酔注入の際に圧力・速度を一定にすることで、麻酔注射による痛みを軽減させます。
他にも、次のような工夫をしています
- お声を掛けずに、風をかけたり、水を出したりしません。
- 歯がしみる時には、水分を綿でふかせていただきます。
- 痛みの手前の、「歯がしみる」時点で手を上げて伝えてもらっています。
- 患者様のお口を空けたままで待たせるようなことはしません。
- 説明しご納得いただく前に、何も言わず歯を削るといったことはしません。
4. 歯を削る際の機器
当院では「5倍速コントラアングル」というものを利用して歯を削ります。これは、歯を削る量を最も少なくすることのできる医療機器です。
「5倍速コントラアングル」は一般的なものより、5倍速く、振動も少ないため「削る量」だけでなく「痛み」も最小限まで減らすことが可能です。
症例によっては、麻酔を使わず削っても痛みを感じない程です。
また、歯科医院のイメージとして抱かれやすい「キュイイイイン」といった音があまり出ません。歯医者独特のこの音は、痛い治療の記憶やイメージを浮かばせてしまい、 歯科治療から患者様の足が遠のく一因とも言われています。
不安を抱かせる様な音を出来る限り小さくすることで、 患者様にリラックスして治療を受けて頂けるよう配慮しております。