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こんにちは、スタッフの佐藤です^^
今回は、お子様自身の歯磨きを始めるタイミングについてお話します。
小さなお子様は、もちろん初めは歯が生えていないのですが、
少しずつ乳歯が生えてきて保護者の方が歯磨きを行うようになりますよね。
いつまでもずっと保護者の方だけで歯磨きをしていくわけにもいかないので、
徐々にお子様用の歯ブラシを用意して歯磨きを行うと思います。
そこで、注意しておきたいのはお子様の歯磨き中の事故なんです。
お子様が自分で歯磨きをしているときに転ぶ、ぶつかるなどして
喉やお口に歯ブラシが刺さり、けがをする事故が相次いでいます。
そうした事故により救急搬送される件数はここ数年減少していません。
どうしてそのような事故が起こるのかどうすれば防げるのかお話していきますね^^
早い子では、一歳頃から自分磨きを始めていますが、
1~2歳の事故がピークで、年齢で見ると3歳前半までが多いのです。
けがの重症度を見てみると、ここ5年間で救急搬送された194名のうち
ほとんどは軽症ですが、一部には入院を要する子や、生命の危険があると診断された子もいました。
そういった事故の内容では、転倒が一番多くその次に多いのは人やモノとぶつかる、その他にも踏み台などから転落するというのもあります。
そのなかでも、お子様が自分で歯ブラシをしているとき転倒し
歯ブラシがお口の粘膜を貫通してしまうこともあるんです。
衝撃的な事故ではありますが、どんなお子様にもあり得る事故でもあります。
その後はきちんと治療を受けて無事回復していますが、
こういったことにならないよう気を付けたいですが、どうすればよいのでしょうか?
それは、「自分で歯を磨きながら歩き回っているときに事故が起きる」ので、座って歯磨きをさせること。です。
姿勢の安定しないお子様は立った状態で歯を磨くことは大人に比べて難しいことなのです。
それを少しでも安定させて自分で磨いてもらうには椅子に座ってもらい磨くことです。
また、お子様の仕上げ磨きの時に電話がかかってきたり、宅急便が送られてきたり
急用がありお子様のそばを離れる時には、必ず歯ブラシを預かって待ってもらう、ということも大切です。
ただ、まだまだ歩き出してから3歳までのお子様にじっと座って歯磨きをしてもらうというのは難しいと思います。歯磨き中に歩き回るお子様は全体の8割なんです、、、
だからこそ、歯が生えてきた時から仕上げ磨きは
保護者の方の膝の上で楽しい歯ブラシの時間を演出すること、抵抗なく歯ブラシができることを確認し
椅子に座ってお子様に歯ブラシをしてもらいその様子も見ながら
そのあとは保護者の方が仕上げ磨きをしてあげるという流れが良いのではないでしょうか。