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歯周病菌は大腸がんにも関係する!? – 南堀江、四ツ橋、大阪市西区の歯科なら「たかま歯科医院」

歯周病菌は大腸がんにも関係する!?

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こんにちは、スタッフの佐藤です^^

 

GWも明け、気温もどんどん上がってきましたね。

 

 

今回お話しするのは、大腸がんと歯周病菌の関係についてです。

 

歯周病菌が糖尿病や動脈硬化など、体に悪い影響を与えるということは

近頃のテレビなどでも多く取り上げられているので、

御存じの方も多くなってきているのではないでしょうか。

 

実際、「大腸がん」も歯周病と関係があるといわれているのです。

 

大腸がんとの関与が疑われているのは、

「フソバクテリウム・ヌクレアタム」という歯周病菌の一種です。

 

具体的なメカニズムはまだ不明ですが、

大腸がんの組織からこの菌が見つかっているケースが多く報告されているそうです。

 

大腸がんの多くは、大腸にできたポリープの一部ががん化することで起こります。

リスクファクターとしては、赤身肉や加工肉(ソーセージ、ハムなど)、

肥満、飲酒、遺伝的要因が知られています。

 

しかし、近年これらに加えて、歯周病菌の一種が大腸がんの発症・増殖・悪性化に

関わっている可能性があると注目されています。

 

歯周病菌で代表的なのは、「Pg菌」と呼ばれるもので、

「ポルフィロモナス・ジンジバリス」のことでとても有名ですが、

歯周病菌はそれ以外にも複数の種類があるのです。

 

大腸がんとの関係が示唆されているのは、今回お話しした

「フソバクテリウム・ヌクレアタム」という菌なのです。

 

この菌は、細長い桿菌で、

嫌気性のグラム陰性菌(酸素を嫌う、グラム染色法で染まらない菌)です。

 

お口の中だけでなく、腸にも存在します。

 

このフソバクテリウム・ヌクレアタムがおどのように大腸がんに関与しているかは、

具体的にはまだ明らかになっていないのですが、

大腸がん患者の腸の中からこの菌が発見されているという

「状況証拠」は確実にあがってきているのです。

 

本来ならば腸内に少ししか存在しないはずのこの菌が、

なぜ大腸がんの組織中にはたくさんいるのでしょうか。

 

歯周病の方のお口にはフソバクテリウム・ヌクレアタムがたくさんいるのです。

歯茎ので培養しているようなもので、

それが唾液とともに飲み込まれたり、出血した歯茎の粘膜から

血液を介して大腸に行く可能性が十分に考えられます。

 

まだまだ不明なところがある問題ですが、

私たちがすべきことは単純なのです。

 

「歯周病にならないように予防する」ことと、

「歯周病になったら速やかに治療してもらう」ことです。

 

歯医者さんには、歯の痛みや歯茎の晴れなどの

トラブルが起きてから来院されるかたが多いと思います。

 

歯周病は、糖尿病や非アルコール性脂肪肝炎など生活習慣病と関わっていますので、

そうした病気の予防のためにも定期的な歯科の受診をおすすめしたいと思っています^^

 

 

 

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