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こんにちわ、スタッフの佐藤です^^
今回は、たかま歯科医院も学校歯科医として活動していることについてお話ししようと思います。
コロナ禍が続く中、学校では飛沫対策のため給食後の歯磨きや、
集団フッ素(フッ化物)洗口が取りやめになったり、
学校医の歯医者さんの歯科指導が延期になったりしています。
こども時代に予防の大切さを学びそびれてしまうと、
大人になったときに歯のことで苦労することも多いかもしれません、、
「新しい生活様式」に合った指導が必要とされていると思います。
子どもたちにとっては、歯科の健康教育は将来のためだけではなく、
今の自分たちの為にも大事なんです。
「学齢期の子供たちに最も多い疾患」は「むし歯」で、
約40%が罹患しているというデータがあります。
こどもは大人のような糖尿病や高血圧などの罹患率はすごく低いですが、
代わりに突出して多いのが歯科の疾患(むし歯や歯肉炎)なんです。
ですので、学校での歯科保健教育は、将来役に立つのはもちろんだけど、
子どもたちが現在抱えている最も大きな健康問題=「むし歯や歯肉炎」を
もっと改善するための保健教育としての役割も大きいのです。
しかも、お口のなかを綺麗にしておくと、ウイルス感染予防にもなります。
文部科学省によるコロナ禍の学校の衛生管理
また、学校での新しい歯磨きスタイルとして、
・手洗い場が混まないようにすること
・歯磨き中のおしゃべりをやめること
・歯磨き中は口を閉じて行うことと前歯の裏は出来るだけ口を手で覆いながら磨くこと
・ブクブクうがいは少ない水で1~2回。吐き出すときは低い位置でゆっくりと吐き出すこと
・歯ブラシはよく洗って水を切って乾かしてからしまうこと
こういったことで、3密を避け、飛沫が飛ばないようにできます。
また、歯磨き後の手洗い場の飛沫が気になる場合には、
コップに少量のお水を入れておき、歯磨きが終わったらその水でやさしくぶくぶくし、
コップに水を吐き出すという方法です。
吐き出したコップを手洗い場に持っていき、
水をそっと捨ててコップを洗うとさらに飛沫が飛びにくくなります。
学校でも家でも洗面台や手洗い場が混雑せずに飛沫も抑えられて良いですよね^^
また、すでに一部の学校ではZoomとタブレットを使って
オンラインで楽しく学習できる歯科保健教育が始まっているそうです。
染め出しをして、タブレットで自撮りをしてお口の汚れ具合を写真で記録したものを
後で汚れ具合を観察し、自分のスコアを計算して
クラス全員のスコアを合計して発表したりなど
子どもたちが楽しんで歯磨きできるような仕組みも出来ているそうです。
たかま歯科でもしっかり感染予防を継続しつつお子様の歯磨き指導なども行っていますので
何か気になることがありましたらご来院お待ちしております。