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〒550-0015
大阪府大阪市西区南堀江1丁目11−5 ナカムラビル 1階
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こんにちわ、スタッフの佐藤です^^
今回は、毎日のお口のケアに欠かせない、
フッ素配合の歯磨き剤についてお話いたします。
フッ素配合歯磨き剤は、年齢別に推奨の濃度や量がありますが、
せっかく使うなら、しっかり効果を効かせて予防を行いたいですよね。
そして、フッ素配合の歯磨き剤をすすめる理由ってご存じでしょうか?
よくテレビでも流れていることなので、ご存じの方も多いかもしれませんが、
1.歯質の強化
フッ素が歯の表面にあると、むし歯菌が酸を出しても歯が溶けにくくなります。
2.再石灰化を促進
初期のむし歯では、カルシウムやリンなどのミネラルが歯から溶け出します。
しかしフッ素が歯の表面にあると、それらのミネラルを歯に戻す働きがあります。
この二点でフッ素を当院では薦めています。
また、フッ素の効果を高める使い方として
1.歯磨き剤をむし歯になりやすいところに届ける
むし歯になりやすい場所は、「奥歯の溝」「歯と歯の間」「歯と歯ぐきの境目」です。
つまり、磨きにくいところや歯ブラシの毛先が届きにくいところにこそ、
フッ素配合歯磨き剤を届ける必要があります。
2.推奨濃度のフッ素配合歯磨き剤を使用する
フッ素配合歯磨き剤のむし歯予防効果は、フッ素の濃度によって違います。
フッ素濃度が高い方がむし歯予防が高く、1000ppmを超えると、
濃度が500ppm増すごとに予防効果が6%増加するといわれています。
3.歯磨き剤は、適正な使用量を守ること
歯磨き剤は、歯磨き中に唾液によって少しずつ薄まっていきます。
そのため使用量が少ないと、すぐにフッ素の濃度が低下して、
効果が発揮できなくなってしまいます。
フッ素の有効濃度を保つために、適正量を使用しましょう。
また、フッ素の入った歯磨き剤を使用しても、
しっかり効果があるのか不安、、ということもあると思います。
効果的な使い方として、一日2回はフッ素入りの歯磨き剤で歯磨きすることが大切です。
そして、そのうち一回は就寝前に必ず使用するようにしてください。
歯磨きで、歯の表面に取り込まれたフッ素は、徐々に溶け出して少なくなってしまいます。
そのため、一日の歯磨き回数は1回より2回のほうが、
歯の表面のフッ素量を維持することができます。
就寝中は唾液が出にくくなります。唾液でフッ素が流れてしまわないので、
フッ素を長時間お口の中にとどまらせることができます。
ですので、一日に二回のうちの一回は、就寝前に磨くようにしましょう!
当院でも様々なフッ素入りのケアの方法をお伝えしており、販売も行っております。
もし気になるものがありましたらお声がけください^^