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こんにちは、スタッフの佐藤です^^
今回は、意外と知らない様々な歯磨きについてのお話をしようと思います!
・朝の歯磨きは、朝食前にしているでしょうか?それとも朝食後でしょうか?
正解は、むし歯予防のためには朝食後に磨くのが基本です。
ただし、お口の機能が低下している方にとっては食事中にムセて誤って誤嚥をして
お口の中の菌を食べ物と一緒にからだに取り込んでしまうことがあったりするので
食事前に磨くのも一つの誤嚥から起こる誤嚥性肺炎などの予防にも効果的です。
また、そういった方には食事の準備運動として食事の前に磨くことで
起床後の粘つきが気にならずに食事の意欲も沸いてくるのではないでしょうか?
・歯磨き剤を使用する際には歯ブラシに水を付けた方がいいのでしょうか?
正解は歯ブラシを水で濡らした後、
歯ブラシを軽く振り水を切ってから歯磨き剤を付けるようにした方がよいです。
適度な水分がないと、歯磨き剤が口の中にひろがりません。
ですが、水分が多すぎるのも良くはないです。
歯磨き剤に含まれるフッ素の濃度が水分で薄まってしまうからです。
また、乾いた歯ブラシに歯磨き剤をつけると、歯ブラシの毛束の根元に歯磨き剤が残りやすくなります。
・歯磨きは朝と夜、どっちが大事でしょうか?
正解は、夜です。
寝る前にはフッ素配合の歯磨き剤を使用して口の中を綺麗にしましょう。
むし歯予防するためには、フッ素配合歯磨き粉を使用して毎日2回以上歯を磨くことが基本になります。
・歯ブラシの毛は、「やわらかめ」と「かため」どちらがよいでしょう?
正解は、基本的には「ふつう」と表示されている歯ブラシがおすすめです。
「やわらかめ」は「ふつう」に比べて清掃効率がやや低下します。
「やわらかめ」を使用する方は、磨き残しを少なくするために時間をかけて丁寧に磨きましょう。
「かため」は「ふつう」に比べて歯ぐきを傷つけやすいため、
「かため」を使用する方は、ブラシを大きく動かしてゴシゴシ磨くのは避けましょう。
・フロスや歯間ブラシを使うのは、歯磨きの前か後どちらがよいでしょうか?
正解は、できるだけプラークを除去した後に歯磨き剤の成分であるフッ素を
歯に届けたいため、フロスや歯間ブラシは歯磨きの前に使用しましょう。
フロスを使用した研究でも、フロスを先に使ってから歯磨きしたほうが
プラークの除去効果が高く、フッ素も多く残ったという結果も出ています!
・洗口剤は使った方が良いのでしょうか?
・正解は、口の中の清掃は歯ブラシで磨くのが基本ですが、
口臭や口の中の粘つきが気になった時や、出先で歯磨きができないようなときは、
洗口剤を利用しても良いかもしれません。
歯ブラシやそれ以外でもお口の中を綺麗にする道具は沢山販売されていますので、
どれを選んでいいのか悩むことも多いと思います。
自分が使っているものであっているかどうか、定期健診などで聞いてみてもいいかもしれません^^