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こんにちは、スタッフの佐藤です^^
今回は、「入れ歯安定剤」についてお話しします。
CMでも入れ歯安定剤の商品は一度は見たことがあると思います。
義歯の具合が最近ガタついて少し合わないな、、と思っている方は使ってみようかなと思いますよね。
お口の状態によっては、不具合を入れ歯安定剤で解消できる場合とできない場合があります。
入れ歯安定剤の使用の前には、「歯科での相談をする」ことが基本です!
理由としては、
1.使用しても、入れ歯が安定しない場合があります。
基本的に入れ歯は、だ液によって維持力を高めて、お口の粘膜にくっついています。
そのため唾液が少なかったりすると、お口に合った入れ歯でも安定しなかったり痛みが出たりします。
また、(歯があった部分)の形が良好でない場合も、入れ歯は安定しづらいです。
入れ歯安定剤は、そんなときに使用するものです。
合っていない入れ歯であれば、入れ歯安定剤を使用しても不具合は解消されません。
つまり入れ歯安定剤の使用の第一条件は、「入れ歯がお口に合っている」ということです。
まずは歯医者さんで、入れ歯安定剤を使用することで不具合が解消されるのか、診てもらうことが必要です。
2.入れ歯安定剤を付けすぎると、さまざまな影響があり、使用前に指導を受けて欲しい為です。
入れ歯安定剤を付けすぎると、お口の中が不快になるだけではなく、
クリームの厚みがでて入れ歯の維持力が低下します。
また、付けすぎると、部分入れ歯のバネがきっちり入らないことがあります。
入れ歯安定剤をたくさん付けると、入れ歯が浮いてしまいます。
つまり、ズレてお口に装着され、入れ歯に不要な力がかかってしまいます。
最近では、入れ歯安定剤の付けすぎを防ぐために、
容器のノズルが細くなった製品も販売されています!
入れ歯安定剤の主な役割として、
1,クリームタイプや粉末タイプの安定剤は、唾液を吸収して粘着性を高めます。
また、だ液の量を補うことで入れ歯を維持し安定させます。
2,クッションタイプでは、入れ歯と粘膜のすき間を埋めることで装着を安定させます。
3,顎堤(歯があった部分)の形が好ましくない場合に、
入れ歯安定剤の粘着性で入れ歯を維持し、安定させます。
4,入れ歯安定剤は、咬みあったときの粘膜への圧を弱めたり、
入れ歯と粘膜面の摩擦を減らしたりすることで、痛みを軽減させます。
5,入れ歯安定剤は、粘膜と入れ歯のあいだへの食べ物の侵入を軽減させます。
初めて入れ歯を使う場合、安定剤の使用方法だったり必要か不必要なのかが
ご自身では判断しづらいことが多いと思います。
正しい使用方法で美味しい食事ができるように一度歯医者さんで分からないことがあれば
聞いてみるのもいいかもしれませんね^^