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こんにちは、スタッフの佐藤です^^
今回は、お子様の歯医者への定期健診ではどのようなこと診ているのか、お話ししたいと思います。
「歯医者さんは子どもをむし歯にさせないために通う場所」と思っている保護者の方も多いかもしれません。
ですが、お子様が小さい年齢のうちから歯医者へ通院して頂くことで様々なメリットがあるんです。
1.お子様が歯医者さんを好きになります
小さい頃から通院していると、お子様にとって歯医者さんに通うのが「生活の一部」となります。
「むし歯になったから歯医者さんへ」となると、お子様は人生で初めて来た場所で、初めての治療を受けることになるので、どうしても緊張したり怖がってしまいがちです。
むし歯の無い時から通院していれば、最初に怖い思いをしないので、歯医者さんは苦手な所でなくなります。
それが大人になっても継続する歯科受診に繋がります!
2.永久歯が少なくないか、または多くないか診てもらえます
永久歯は上あごで14本、下あごで14本の計2(親知らずが生える場合は32本)ですが、
生まれつき生えてくる永久歯の数が少ないお子様もいます。
反対に、生まれつき生えてくる永久歯の多いお子様もいらっしゃいます。
お子様の歯が顎の中でどう育っているかは、歯科のパノラマレントゲンで調べることができます。
永久歯が少なくないか、多くないかを一度は歯医者さんで診てもらうのが良いと思います!
生えてこない永久歯があることを早めに確認できれば、それを見越した長期的な対応ができます。
たとえば、永久歯に生え変わらないところは、今生えている乳歯を大事にしていかなくてはなりません。
むし歯にならないように、より注意してケアをします。
また、永久歯の生えてこないスペースを埋めるために、矯正治療をはじめ、
今後どのようなサポートができるかあらかじめ検討できます。
かみ合わせや歯並びに影響している過剰歯は、早めに抜歯を検討できます。
3.歯の生え変わりがうまくいっているかを診ています
お子様の時期に来院される場合で多い”生え変わり”についてです。
永久歯の生えてくる方向がまっすぐでないことがあり、骨の中にある歯の根に、
新しく生えてくる歯の頭の部分が当たる場合、歯の根が壊されて、すでに生えている歯が抜けてしまいかねません。
そういったことにならないように、歯医者さんで歯の生え変わりを定期的にみてもらいましょう!
まっすぐ生えていない永久歯があることが早めに分かれば、それを見越した対応ができます。
たとえば、歯ぐきを切って永久歯を引き出して、生えてくる方向を修正します。
また、早期に乳歯を抜歯して、永久歯のはえてくる方向を修正します。
お子様の成長に伴い不安なことが出てきたり、健やかな成長を促すためにも
歯医者さんへの定期的なメンテナンスはお子様のうちから続けられると良いですよね^^