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こんにちは、スタッフの佐藤です^^
今回は、健康寿命が長い方はお口の状態も健康な方が多いですが、
そういう方々はお友達との交流や社会参加の機会が多いことも分かってきています。
じつはそのことに関係するのが「見た目」などのお口のトラブルです。
これまでに分かってきたお口の健康と健康寿命の関係をご紹介します。
まず、健康寿命とは
健康上の問題で制限されることなく生活できる期間の事です。
健康寿命は男性72.68歳、女性73.38歳です。(2019年)
平均寿命は、男性81.41歳、女性87.45歳に対し、男性は約9年、女性は約12年短いです。
「全身の健康」に「お口の健康」が大事なことをご存知の方も近年では多くなってきています。
噛めなかったり、お口で食べられなかったりすると、栄養を十分に取れず、
体重が減少したり偏食がちになったりします。
あるいは、歯周病による慢性炎症が全身の病気のリスクを高めたり、
お口のケアが行き届いてないと誤嚥性肺炎に繋がることもあります。
しかし、お口の健康に保つことの大切さは、それだけでは無いのです。
歯が無かったりすると、コミュニケーションの問題から人と会話したくなかったり
会食を避けたりするようになったりします。
そして閉じこもりがちになって全身の健康を損なうこともあります。
この社会参加の減少と、健康の問題は最近さまざまな研究で分かってきています。
そういったことに影響する「お口の健康(見た目、発音など)」はとっても重要といえます。
ただし、その逆の場合もあります。
長く閉じこもっていると、お口の健康状態が良い人でも、咀嚼(噛むこと)が
困難になってしまうことが分かってきています。
人は、誰かに会うために外出するとなると、朝起きてご飯を食べて、歯磨きをして、
服を着替えて、身なりを整えて、目的地まで歩いたりなど日常生活を過ごします。
人と会ったらお話ししたり、笑顔になったり、口の周りや表情の筋肉を使います。
それらは脳への刺激にもなりますが、
閉じこもっていると、そういったことのほとんどが無くなってしまいます。
意識することはあまりないかもしれませんが、健康にとって人と交流することは
みなさんが想像している以上に重要なのです。
たかま歯科医院でも長年勤めてきた会社の定年を迎え、
お住まいはたかま歯科から遠く離れた場所の方でも、
「健康のために」、「気晴らしのために」、「スタッフとお話しするために」
こういった理由で定期的メンテナンスに来院される患者様も多くいらっしゃいます。
ぜひ外に出るきっかけとして、病院もあるように「歯科」という選択肢が広まれば良いなと思います。
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