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こんにちは、スタッフの渡部です(^^)/ だんだんと暖かくなり、春らしい気温になりましたね。みなさんはお花見されましたか? ちなみに私は花より団子派でした笑 さて、今回は認知症を予防したい方必見のお話です。 超高齢化社会の日本では、65歳以上の高齢者の5人に1人が認知症になるといわれています。 認知症になると、日常生活や社会生活に支障を来すような状態になります。 さまざまな種類がありますが、アルツハイマー型認知症が全体の半数を占めています。 メディアで取り上げられることが増え、高齢者だけではなく働き盛りの世代にも気になる話題でしょう。 歯科の視点から見ると、認知症と歯周病原細菌との関連が取り上げられ、 一般的には「よく噛むと認知症予防になる」という情報が浸透しています。 咬むことで、①刺激が脳に伝わり、記憶や思考などを司る海馬を活性化させること。 そして、②脳への血流が流れ、アミロイドβタンパク(*1)が分解・排出されやすくなるといわれています。 *1)アルツハイマー型認知症の原因とされ、アミロイドβというタンパク質が脳内に蓄積することで、 脳細胞が壊され脳機能が低下する。健康な人の脳にも存在しているがすぐに排出される。 そのため、咬むための歯があることはとても重要だといえますよね。また、自分の歯でおいしく食事をすることはとても大切です。 認知症患者では、葉酸、ビタミンA、B₁₂、C、Eが有意に低下しているため、それらが含まれる食品をとることが大切なんですよ(^^)) とくに、葉酸とビタミンB₁₂はアルツハイマー病のリスクを低下させることが期待されています。 毎日の食事を見直し、偏らないように心がけてみましょう。 〖栄養素が多く含まれる食材〗 ビタミンB₁₂…レバー、サンマ、イワシ、アサリ、シジミ、卵、チヂミなど 葉酸…緑黄色野菜、いちご、マンゴー、肉類、牛乳、豆腐など 〖噛む回数が多いお菓子〗 ガム、さきいか、せんべい、シリアル、ナッツ類、野菜スティック、干し芋など