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こんにちは、スタッフの佐藤です^^
今回は、最近はテレビ等メディアでも取り上げられることの多い、
「オーラルフレイル」についてお話ししたいと思います。
体の機能と同じように、食べる・飲み込む・話すといった
「お口の機能」も加齢に伴い徐々に衰えてきます。
でもそれは「加齢だから仕方がない」「止めることができない」ものではありません。
お口の機能のささいな衰え=「オーラルフレイル」に
早めに気がつくことで、お口の老化を遅らせることができるのです!
お口の機能の些細な衰えチェックリスト
Q.ご自身の歯は何本ありますか?
□0~19本 □20本以上
Q.半年前と比べて固いものが食べにくくなりましたか?
□はい □いいえ
Q.お茶や汁ものでむせることがありますか?
□はい □いいえ
Q.口の渇きが気になりますか?
□はい □いいえ
Q.普段の会話で、言葉をはっきりと発音できないことがありますか?
□はい □いいえ
上記の質問に2つ以上当てはまった方は、
「オーラルフレイル」になっている可能性があります!
でもまだ遅くはありません!
今回の気づきをきっかけに、お口の機能低下の改善に取り組んでみましょう!
そもそも、「オーラルフレイル」って何でしょうか?
食べる・飲み込む・話すなどの「お口の機能」は加齢に伴い衰えていきます。
健常な状態から、だんだんと気づかないうちに低下していき、やがては機能障害となっていきます。
そうなると全身の健康にも影響し、フレイルやサルコペニア、
低栄養、そして寝たきりへとつながっていきます。
「オーラルフレイル」とはお口の機能低下の前にある状態です。
「お口の機能の些細な衰え」ともいえます。
シニアだけの問題ではなく、40代でも3人に一人がオーラルフレイル、
もしくは予備軍に該当しているという調査も出ているくらいです。
しかし、暗いお話ばかりではありません。
早めに気づき、改善に取り組むことで、もとの「健口」な状態に戻せる可能性があります。
お口の機能が少しずつ衰えていっていることを是非認識して頂ければと思います。
改善には、歯科の助けはもちろんのこと、患者様の頑張りも必要となります。
お口の機能を改善するには、
1.食べる品目数を増やしてみる!
お口の機能が低下すると麺類やパンなど食べやすい軟らかいものばかり食べるようになりがちです。
まずはしっかり「食べること」が大切ですが、
肉や魚、野菜、果物、海藻などいろいろなものをバランスよく口にしましょう!
2.お口の体操をする!
唇や頬、お口周りや舌の筋力をアップさせるために「お口の体操」もすると良いです!
だ液が良く出るようになり、舌が滑らかに動いて、食べ物を飲み込みやすくなります。