〒550-0015
大阪府大阪市西区南堀江1丁目11−5 ナカムラビル 1階

06-6539-7832
LINE予約 初診WEB予約 インスタ

ブログ

歯周病と糖尿病の深い関係についてお話しします! – 南堀江、四ツ橋、大阪市西区の歯科なら「たかま歯科医院」

歯周病と糖尿病の深い関係についてお話しします!

Pocket

 

こんにちは、スタッフの佐藤です^^

 

今回は、最近少しずつメディアなどでも取り上げられてきている

”歯周病と糖尿病”の関係についてお話ししたいと思います。

 

・糖尿病だと歯周病になりやすいってご存知でしょうか?

そもそも糖尿病は、インスリンが不足して血液中にブドウ糖が溜まってしまう病気です。

それに対して、歯周病は細菌のバランスが崩れて歯を支える骨などが破壊される病気です。

 

この二つの疾患が深く関係しているのです。

ある意味、歯周病を治せば糖尿病も改善するという意外な相乗効果もあるということです。

 

糖尿病が進行すると、網膜や腎臓、神経などに障害が出るということを

聞いたことがある方も多いのではないでしょうか?

 

これらは、糖尿病の「合併症」と言われるものです。

では、歯周病も糖尿病の合併症なのかというと、

最近では「依存疾患」と捉えられるようになっています。

依存疾患とは、良くなる時も悪くなる時も同じ方向を向いているので、

状態が変化するときも同じように良くなったり悪くなったりします。

 

また、「糖尿病だと歯周病になりやすい」し、「歯周病だと糖尿病になりやすい」

という双方向性の傾向もあります。

実際、糖尿病だと2.6倍歯周病になりやすいという報告や、

歯周病だと2.27倍糖尿病になりやすいという報告があり、

数値に多少前後はあるものの同様の傾向が多数確認されています。

 

歯科から発信しているのは、

「歯周病の治療をすると糖尿病が改善する」という情報です。

糖尿病の治療を受けておられる方はご存知だと思いますが、

血糖のコントロール状態をみるときにヘモグロビンA1cの値を参考にします。

このHbA1cの値が歯周病治療をすることで0.4%ほど減少するともいわれています。

これは、「糖尿病の薬が1つ減る」レベルにもなるそうです。

 

歯周病の治療で歯ぐきが良くなるだけではなく、

糖尿病も改善するとなればすごく体にとっては良いことですし、

高血圧や動脈硬化、肥満なども歯ぐきと一緒に改善する可能性があります。

 

年齢と共に生活習慣病が体を蝕んでいくことを仕方ないと諦めるのではなく、

もちろん日頃からの食生活や適度な運動も大切ですし、

口という体に栄養を取り入れる入口の器官を歯科での歯周病治療や

ご自宅などの日頃のセルフケアをしっかり行うことで

予防することができるということは数値としても明らかになってきています。

 

もう常用の薬が昔からあるからといって諦めるのではなく

これから先の体のことを少しでも考えてあげることは大切な事だと思っています。

 

たかま歯科医院での歯周病についてしっかりお話し致しますのでご来院お待ちしております。

 

 

たかま歯科医院の歯周病治療のページはこちら