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こんにちわ、スタッフの佐藤です^^
今回は、インプラント治療をした歯についてお話しします!
そもそもインプラント治療とは簡単に言うと、
歯がないところに人工歯根と言われるボルトのようなものを顎の骨に埋めこみ
その上に歯の形をしたものを立ち上げる治療のことを言います。
もともとのご自身の歯のように自然に噛めることができる治療法ですね!
ただ、「よく噛める」「審美性が高い」と評判ではあるものの、
「グラグラする」「抜けてしまった」というトラブルも耳にします、、、
インプラントを失う原因には、インプラントの「歯周病」である「インプラント周囲炎」や、
過剰な噛む力がかかったことによるインプラントの脱落などがあります。
こうしたトラブルを予防するには、歯科での定期的なメンテナンスと、
高いレベルのセルフケアが欠かせません。
インプラントをできるだけ長持ちさせるために大切なことをお伝えします^^
人工物であるインプラントも、ご自分の歯と同じように定期的なメンテナンスが必須です。
でも、入れてから何年か経つと、通わなくなってしまう患者様もいるのも現状です、、
実際、国民生活センターが行った調査では、治療を受けた500人中4割弱の方が、
途中でメンテナンスに通わなくなってしまっているそうです。
インプラントは、噛むところから歯の根っこに当たる部分まで、完全なる人工物です。
インプラント自体は最近に強いですが、インプラントが埋まっている周りの歯ぐきは別で、
天然歯と同じように、歯周病(「インプラント周囲炎)と言います)になる恐れがあります。
また、噛む力を受け止めるために、ネジが緩んだり、人工歯が欠けたり、
インプラント自体がダメージを受けていることもあります。
患者さまが異常を感じてから歯科へ来ていただいても、
対応が難しいことが多く、悪くすればインプラントが抜けてしまうことにもなりかねません。
健康のためにせっかくお金をかけて入れたインプラントを長持ちさせるための
いくつかの注意事項をお話しさせていただきます。
そもそも、インプラントはどうしてそういうトラブルが起きるのでしょうか?
インプラントには天然歯に存在した防御機構がありません。
最近や力に弱くなっているので、より一層のケアが大切なんです。
天然歯(もともとの自分の歯)には、歯の根と顎の骨の間に、
「歯根膜」というものがあります。
厚さ0.5ミリにも満たないごく薄い組織ですが、伸び縮みする無数の繊維が、
歯の根と顎の骨を強固に結び付けています。
いわば歯の根と顎の骨の間にあるクッションのようなもので、
噛んだ時に様々な方向から生じる力を吸収・分散させ、過剰な力が骨に加わらないようにします。
また、噛んだ時に硬さや感触をセンサーのように感知して、
無意識のうちに噛む力を調節する機能もあります。
一方、インプラントは、人工歯根(インプラント体)のチタンと顎の骨が直接結合しています。
クッションやセンサーの働きをする歯根膜が存在しないため、
その分過剰な噛む力によりトラブルが起こりやすいのです。
そして、タイトルにもありますが、インプラントも歯周病になるのです!!
ただインプラントの場合は、インプラントは歯ではありませんのでインプラント周囲炎というものですね。
インプラントの歯周病も、進行の仕方は似ています。
インプラントに付着したプラークがその周りの歯ぐきを炎症させて、
腫れや出血を起こします。これは専門的には「インプラント周囲粘膜炎」と言います。
そして悪化すると、顎の骨にも炎症が及ぶインプラントの歯周病
=「インプラント周囲炎」となります。
周囲炎が進むと、骨が失われて、インプラントは抜けてしまいます。
顎の骨が失われる点は共通していますが、歯周病では、実は炎症は骨には及んでいません。
炎症と骨の間には常に歯ぐきがあって、
最近が骨の内部に入り込まないよう防波堤となっているのです。
(骨の消失に合わせて歯ぐきも下がっていきます。)
しかしインプラント周囲炎では、骨の内部に最近が入り込み炎症が起きています。
いわば骨炎や髄膜炎と同じです。ですから周囲炎は、インプラントを失いかねないだけでなく、
生体にもより危険な状態と言えるのです!!!
長くなりましたが、要するにメンテナンスはインプラントは特に!
メンテナンスが大切ということです!^^