ブログ
〒550-0015
大阪府大阪市西区南堀江1丁目11−5 ナカムラビル 1階
ブログ
こんにちは、スタッフの佐藤です^^
今回は、歯の治療の際に行う”かぶせもの”についてお話しします。
通院が複数回かかってくる歯の治療では、
「いつになったら終わるの?」
「また調整?」
「毎回何やってるの?」などと不安に思う方もいらっしゃるの思います。
しかし、快適なお口で長く過ごして頂くために、
歯科医院では必要な手間と時間をかけて治療をしています。
ひとりひとりお口の状態は違うので、お口の中の状態を調べることから始まり、
患者様それぞれに合わせたやり方で理想の状態に仕上げていくのです。
まず、良いかぶせ物は炎症の無い歯ぐきと正確な歯型が大事になります。
たとえば、歯周病で歯ぐきがブヨブヨに腫れていたり出血がある状態では、
歯ぐきが不鮮明になりフィットする被せ物ができません。
被せ物には、腫れや出血が無い歯ぐきが不可欠で、そのためにまず、
歯周病や歯肉炎による炎症を取り除く治療を受けていただいています。
歯周病の治療は、重度の方では数年もかかったり、
軽度だと数カ月かかってくる場合もあります。
歯周病治療には患者様の協力が欠かせず、
通院で治療を受けると同時に、患者さん自身によるセルフケアがとても大事です。
患者様のケアと当院でのセルフケアの両立ができてこそ歯周病をコントロールできます。
また、むし歯のある方も治療に時間がかかります。
とくにむし歯がかなり進行して歯の内部の神経や、
根っこまでむし歯が及んでいる場合です。
お口の中の炎症を抑えることに時間がかかってしまうとしても、
今後の健康な状態を目指していくためにはしっかり治療を完了させることが大切です!
被せ物の治療後には、しみたり痛みが出たり、違和感が続く場合がありますが
時間経過とともに収まることがほとんどです。
例えは、神経がある歯の治療を行った場合特に染みたりすることもありますが、
数日や数カ月で収まることがほとんどです。
ただ、かぶせ物の高さが高すぎて噛むと痛みが出るなどがあれば、
来院して頂いて確認し咬み合わせの調整を行うこともあります。
しっかり健康な状態でかぶせ物の歯を型どりしてかぶせ物を入れた後も、
どんなにフィットする被せ物でも、その後のケアが悪ければ長持ちできません。
特に、かぶせ物と歯の境目は虫歯になりやすい箇所です。
適切なケアと続けて、歯科医院でチェックしてもらう方が
長くかぶせ物も使っていくことができます。
被せ物の治療を行い、「これで終わり」というわけではありません。
大切な歯を守っていけるように日頃のケアを頑張っていきましょう!