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みなさんこんにちは、スタッフの渡部です(^^)/
雨の日が増えてきましたね。紫陽花やカエルの合唱を見かけることもあります。
みなさんの周りには梅雨を感じるものはありましたか?
さて今回は、フッ素についてのお話です。
日常生活や臨床現場などで“フッ素”の話題が上がることが増えました。
みなさんは、フッ素が自然の中に存在していないのを知っていますか?
フッ素は単体では存在せず、カルシウムやナトリウムなどと結合し、
“フッ化物”として存在しています。
歯科でう蝕予防として使用しているものは、①フッ化ナトリウムです。
また、②フライパンの表面にもフッ素樹脂加工(テフロン加工)というものが
施されています。この2つの用途に使われているフッ化物はそれぞれ別物です。
①は無機フッ素化合物で、②は有機フッ素化合物です。
ところで、みなさんはフッ素入りの歯磨き粉を使用したことがありますか?
最近では、う蝕予防のために使用する人が増えました(^-^)
なかにはフッ素を身体に入れて大丈夫なの?と不安な方もいらっしゃるでしょう。
フッ素を取りすぎてしまうと、『歯の形成障害』や『エナメル質の白濁・白斑』が
現れます。しかし、飲料水中のフッ化物濃度が約2mg/Lで発現するといわれており、
日本では水道法の水質基準によって0.8mg/L以下と定められているため、
問題はないとされています。
そのため歯科医院における、う蝕予防では安心してフッ素を塗布させて
いただいていますo(^-^)o
実は、フッ素にはう蝕予防の他にも子どもの骨や歯の成長に必要な
栄養素でもあります。
ご家庭では食事から取り入れてみるのもいいかもしれません(^^)
簡単にできる方法の1つとして、緑茶を飲んでみるのはいかがでしょうか。
食事中の飲み物を緑茶に変えるだけで、簡単にフッ素を取り入れることができますよ(^^)/
(フッ素が多く含まれる食品は、お茶、天然の塩、海藻類、乾燥しいたけ、
魚介類などです。)