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こんにちわ、スタッフの佐藤です^^
今回は、離乳食の時期の小さなお子様の食事についてお話します!
小さなお子様の食事は、思うようにいかないのが当たり前です。
なぜかというと、お子様の歯の生える時期にはかなりの個人差があるので、
前歯が生え、奥歯が揃うに従って段階的に進んで行く
「食べる機能」の発達を、月齢で区切るのは難しいからなんです!
日々の食事の中でたくさん思っていることはありますよね!
そんな些細なことを解決出来るヒントをお伝えします!
離乳食はだいたい離乳初期が(5、6ヶ月〜)から始まります。
離乳食を喜んで食べてくれないと、何が原因なのか悩みますよね。
ただ、それまでおっぱいを原始反射で飲んでいた赤ちゃんにとって、
離乳食の開始は大人が想像する以上に大きなハードルなのです。
反射がまだ少し残っている時は、いくら美味しい離乳食をあげても
「ベェー」と舌で出すので、ご両親も焦らず行きましょう。
おっぱいをよく飲んで元気なら心配いりません。
そもそも離乳食を始める時期にはちょっとしたコツがあります!
スプーンでちょんちょんと下唇を突いた時、舌で押し出したり、口を尖がらせスプーンを
入れさせないのは「まだ早い」というサインなんです!
お口を開けてくれる時期を待ってみてもいいでしょう^^
離乳中期(7、8か月〜)では、食べる機能が飛躍的にアップします!
この頃には、下の前歯が生え始めます。上唇もよく動くようになってきます。
くちびるが左右にキュッキュッと引っ張られていたら、
それが食べ物を舌で押しつぶしているサインです!
形のないペーストから、柔らかくて潰せるような
形のあるものを食べられるようになっています。
そして、離乳後期(9か月〜)になると、前歯が生え揃ってきます。
自分で盛んに食べたがり、手づかみ食べが始まります。
まだ不器用なので散らかし放題ですが、
将来道具を使って上手に食べるための訓練なので、大目に見てあげましょう^^
この時、口に少し遅れてての発達も始まるのですが、まだ不慣れなので、
口に詰め込めるだけ詰め込み、「ゲッ」と出しては適切な一口の量を学びます。
喉に詰まらせないように注意しましょう!
離乳完了期(1歳、1歳半〜)になると、
食べ物を手で持ち、一口の適量を噛み切って食べられるようになります。
奥歯が生え始め、噛む練習も一段と進みます!
この時期に大切なのが、「かじり取り」です。
離乳後期の9か月頃の詰め込みすぎの失敗を重ねたおかげで、
適切な一口の量がわかるようになり、「自食」がさまになってくるのです^^
今回は離乳食の時期のみの食育についてお話ししました!
成長する過程の中で少しの時間ですが大切な時間になります。
何か疑問などあれば当院にてお待ちしております^^