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こんにちわ、スタッフの佐藤です^^
今回は、たかま歯科にも以前から導入している「ダイアグノデント」について紹介します!
通常、歯医者で虫歯がないか検査してもらう時は、先生が目で見たり、器具で触ったり
レントゲン(X線写真)を撮ったりしますよね。
ですがそれ以上に、レーザー光で虫歯を検知する装置もあるんです!
簡単に説明すると、ダイアグノデントは「レーザー光を歯の表面に照射して、
その蛍光反射から歯質の状態を読み取る」装置なんです!
肉眼では見えない歯の内部の状態(最大深度2ミリ)を読み取って、
「0」〜「99』の数値で表示します。
ただし、これがあるからといってむし歯検査はいらないのでしょうか?
それは、×です。
ダイアグノデントの位置付けは、歯科のむし歯検査の補助ツールです。
これで検査をすれば他の検査は必要ない、ということではないのです。
通常の検査に加えてさらにこの検査を加えることで、
歯科の診療の助けになっているのです!
また、数値で表示したり、レーザー光を利用するからこその利点もあります。
少し難しいお話になりますが、むし歯菌をはじめ糖から酸をつくる細菌は、
「ポルフェリン」という代謝産物、つまり排泄物を出します。
これがレーザー光を反射すると考えられているのです。
実際の歯でも、むし歯になっている場所には細菌の代謝産物が蓄積されていますので、
レーザー光を反射するのです。
つまり、むし歯菌が糖を分解した時に出す物質の量を読み取っているわけですね。
反射量が多い=むし歯の代謝産物が多いということですので、
それはむし歯の活動性が高いことを意味します。
数値が高い歯ほどむし歯菌の活動が盛んといえます。
ちなみに、このレーザー光が歯や歯ぐきを傷つけることはないので、
その点はご安心ください!
たかま歯科では、着色かむし歯かを判断するのが難しい時にも使用します。
むし歯の治療も初期のうちに治療できれば小さな処置で終わることも多いです。
早期発見で健康なお口を維持していきたいですよね^^