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エナメル形成不全ってご存知ですか? – 南堀江、四ツ橋、大阪市西区の歯科なら「たかま歯科医院」

エナメル形成不全ってご存知ですか?

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こんにちわ、スタッフの佐藤です^^

 

 

 

 

 

今回は、最近だんだんと増えてきていると言われている

「 エナメル形成不全 」についてご説明致します!

 

 

 

今は、5人に1人がエナメル形成不全になっているとも言われています。

 

 

 

その原因として考えられることをお話ししていきますね!

 

 

 

まず、エナメル形成不全とは、要するに歯の出来があまり良くない歯ということで

歯の表面がガタガタしているので汚れが溜まりやすかったり、虫歯にも弱い歯なんです。

 

 

 

歯は、乳歯でも永久歯でも育つ時期が限られています。

 

 

エナメル質の出来に問題がある場合、その時期に、

育ちを阻害する何らかの問題が起きているんです。

 

 

乳歯なら妊娠4〜5か月くらいでエナメル質ができてくるので、おそらくこの時期に。

 

永久歯は、出生後に硬くなり始め、3歳ごろまでにエナメル質が出来上がるので、

ここで何らかの問題が起きている可能性があります。

 

 

大きく分けると、遺伝的要因と環境的要因に分けられますが、

遺伝的要因については影響は限定的だと言われています。

 

 

環境的要因、つまり歯が育つ妊娠期から出生後の幼児期までの

お子さんの育つ環境に問題が起きていると考えられます。

 

 

 

 

そこで最近言われているのが、

「 ビタミンD欠乏症 」です。

 

 

 

ビタミンDというと、カルシウムやリンの吸収を促進する、

骨や歯の形成に欠かせない栄養素です。

 

 

 

子どもだと、くる病。大人でも骨軟化症や骨粗鬆症など、

骨の成長や代謝が阻害されてしまう病気を引き起こします。

 

 

実際に、ビタミンD欠乏症が原因で子どものくる病が増えているという報告があるそうです。

 

 

 

「歯の成長期のビタミンDの欠乏がエナメル形成不全を引き起こしているのではないか」

ということが、現在最も有力な説だそうです。

 

 

 

食生活の変化も大きな原因で、ビタミンDは魚やキノコに多く含まれますが、

特に若い方に魚を食べない方が増えているのではと考えられています。

 

 

他にも意外なのは「 紫外線 」が大きく影響しているので?ということです。

 

 

ビタミンDは食べ物から摂る以外に、皮膚が紫外線に当たることで体内でも合成されます。

効率よく働く質の良いビタミンDを得ることができるんです。

 

 

しかし最近は美白ブームで、顔だけでなく、手足にも日焼け止めを塗る方が増えました。

 

 

特に若い女性には多く見られますよね。

 

 

 

つまり、食生活の変化と徹底した紫外線対策がエナメル質形成不全へと繋がっていると考えられています。

 

 

こうした歯を守っていくにはどうしたらいいか?ということですが、、

 

 

 

エナメル質が柔らかくて虫歯の菌の出すさんへの抵抗力が弱いので、

むし歯にならないように予防していくのが一番大事ですね。

 

表面がデコボコでバイオフィルムがくっつきやすいのもむし歯になりやすい一因なのです。

 

歯磨きやフロスを丁寧にするのはもちろんですが、

歯磨き指導やフッ素の効果的な使い方の指導を受けたり、シーラントをしたりして守っていきます。

 

 

 

エナメル形成不全の歯は通常の健康な歯とは違うので、定期的な地下でのチェックが必要になりますね。

 

 

 

実はビタミンDは骨や歯を硬く丈夫にする以外にも、重要な役割をしていることがわかっています。

 

 

免疫機能を高めるということが分かっています。

 

 

 

 

何事も重要なのはバランスです。

日焼け対策も母乳育児も食事も。紫外線のプロテクトはほどほどに、1日10〜20分程度は日に当たる。

 

 

 

こういったことを少し意識するだけでもより健康な歯を手に入れられるかもしれませんね^^