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最近、顎に不調がありませんか? – 南堀江、四ツ橋、大阪市西区の歯科なら「たかま歯科医院」

最近、顎に不調がありませんか?

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明けましておめでとうございます。

本年もよろしくお願いいたします。

 

今年も歯にまつわるブログ更新していきます!

スタッフの佐藤です^^

 

 

今回は、顎と顎関節症のお話をしていきたいと思います。

 

上顎骨と下顎骨、そして顎関節と筋肉からなる「あご」は、

からだの他の部位にはない特殊な構造をもっています。

 

でも、その独特の構造が、顎関節症などのトラブルのもととなっているのです。

 

 

2人に1人が生涯に一度はなる顎関節症ですが、これは現代人に限ったことではなく

われわれの祖先も悩まされてきた問題なのです。

 

顎関節症は人類の進化と密接な関係があるのです。

 

ライオンなどの肉食動物は、大きく口を開けて獲物にかぶりつき肉を切り裂けるように、

顎関節は上下方向の動きに特化しています。

 

一方、ヒツジなどの草食動物は、植物をすりつぶして食べるために、

顎関節は左右方向の動きに特化しているのです。

 

対して雑食であるヒトは、上下方向・左右方向どちらの動きもできるように顎関節が進化しました。

 

そのおかげで、様々な食べ物を咀嚼し栄養にできるようになったのです。

 

また、人類が二足歩行になれたのにも、顎関節の進化が関係しています。

 

四足歩行の動物の顎は、大きくあくときに単純な回転運動をします。

 

しかしヒトの場合は、頚椎との位置関係から、回転運動だけでは開いた顎が

気道を圧迫して息ができなくなってしまいます。

そこで、ヒトのは顎は、開いたときにやや前方にも動くようになりました。

 

効率的な咀嚼のために上下左右に動き、しかも呼吸を妨げないようにやや前方にも動く。

 

そうした高度に複雑な動きができるように進化したからこそ、

ヒトの顎関節はトラブルを起こしやすいのです。

 

感染予防のために生活様式が変わりはや2年ですが、マスク着用により顎が常に緊張している、

無意識に上下の歯を触れ合わせている、前傾姿勢や猫背になっている、

自粛生活のストレスが溜まっている・・これらはすべて顎関節症の原因となり、

世界的にも顎関節症が増えてきているのです。

 

顎関節症を予防するには、生活習慣や普段の姿勢を見直すことが大切です。

でも、症状が出ても早期に適切な対応ができればほとんどが改善しますので、

痛みやあごの開けにくさを感じたらすぐに歯科医院へ連絡することをお勧めします。

 

たかま歯科でも、顎のお痛みがある方で来院されることが多いです。

 

その場合、顎関節周りの筋肉をほぐすストレッチの方法を指導させていただいていたり、

顎の形などが原因で顎関節症を起こしていないか確認のためのレントゲン写真や、

症状が緩和されない場合はマウスピースを作成して使用していただく治療などを行っています。

 

少しでも不調がありましたら、お問い合わせください。

 

 

 

たかま歯科医院の顎関節症のページはこちら