ブログ
〒550-0015
大阪府大阪市西区南堀江1丁目11−5 ナカムラビル 1階
ブログ
こんにちは、スタッフの佐藤です^^
当院の問診票にも、「口臭が気になる」といったチェック項目がありますが、
意外とチェックが入っていることが多いんです。
意外と知られていないのが、
「口臭の原因は歯科に関するものが少なくない」ということです。
口臭物質の温床になりがちなのは、
歯周病や舌苔、溜まったプラーク、大きなむし歯、汚れた入れ歯などです。
それらを歯科で治療してもらったり、清掃の仕方を教えてもらうことで
口臭が改善されるケースも珍しくありません。
口臭対策、チェックとして歯医者さん一度お口を診てもらうのが近道なんです。
そもそも、口臭って何なのでしょうか?
口臭には、「生理的な口臭」と「病的な口臭」があります。
生理的口臭は、朝起きたときに口がにおうなど、誰にでもある一時的な口臭で、
一日のうちに自然に増減します。
食べ物や飲み物、タバコをはじめとした嗜好品などの成分が一時的に口から、
あるいは肺からにおうというのもこれに含まれます。
一方、病的口臭は、持続的に発せられるにおいです。
いわゆる”不快な口臭”と客観的に認識されやすいもので、
においの原因がなくならない限り存在し続けます。
歯周病などのお口の病気や、鼻炎などの耳鼻咽頭の病気、
糖尿病や肝疾患など全身の病気により起こります
(におい物質が血液をめぐって肺から呼気へ移ります。)
生理的口臭と病的口臭は明確に2つに分けられるものではないですが、
強い口臭が続くというのは、お口から全身に不調が起きているシグナルともいえると思います。
また、原因の8割はお口の中にあるともいわれています。
口臭の大部分(80%)は、お口のなかの気体に由来します。
その主要は原因物質は「揮発性硫黄化物」である硫化水素、
メチルメルカプタン、ジメチルワルファイドです。
なかでも硫化水素とメチルメルカプタンが約90%を占めるとも言われています。
特に、歯周病の強烈な口臭の元になっているのですが、
やっかいなのは自分ではなかなか気づけないことです。
また口臭には、においの種類があり、それによって原因も異なるのです。
そして、においのもとはどこにあるのか?というと、
・溜まったプラーク
・穴の開いたむし歯
・歯周病
・深い歯周ポケット
・舌苔
・汚れた入れ歯
・つけっぱなしの仮歯
などがあります。
歯科医院での治療を中断してしまったりすると、痛みなどは無くても
意外と口臭の原因になってしまっていることもあるので気をつけたいですよね。
但し、口臭といっても「思い込み」ということも中にはあります。
口臭は心因的な理由
(不快な口臭はないのに、本人は自分に口臭があると思っている)のこともあります。
生理的な口臭は誰にでもありますし、
どんなにお口がきれいな人でも寝起きの息はムワッとにおいます。
でも、以前に誰かに口臭を指摘されたことがトラウマになって、
気にしている人も多いのが実情です。
歯科受診とセルフケアによって、少しでもにおわないお口を目指すことができます。
お口の中で不安な事がありましたら一度ご来院お待ちしております。