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矯正治療より先に歯周病を治しておいた方が良い? – 南堀江、四ツ橋、大阪市西区の歯科なら「たかま歯科医院」

矯正治療より先に歯周病を治しておいた方が良い?

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こんにちは、スタッフの佐藤です^^

 

今回は、矯正治療を始めようと思った際の、歯周病のお話です。

 

歯科医院で矯正治療を始める気満々でいても、

先に歯周病の治療を始めましょうと言われることがあります。

 

早く歯並びを改善したいのに、

なぜ矯正治療前に歯周病を治さないといけないのでしょうか?

それは、矯正治療では、骨を溶かし、新たな骨を作ることを繰り返して歯が移動していきます。

 

歯周病の状態で歯を動かすと、骨がさらに溶けて歯周病が悪化してしまうので、

矯正治療前にしっかり歯周病治療することが重要です。

 

矯正装置をつけて歯に力がかかると、まもなく歯の移動がはじまります。

このとき、歯が移動する部分には、骨を溶かそうとする信号が伝わり、

歯がもともとあった場所には、骨を新たに作ろうとする信号が出ます。

 

結果、歯は新しい位置に移動します。

 

さて、歯周病を治さないまま矯正治療をするとどうなるでしょうか?

 

歯周病は、プラーク(細菌のかたまり)を

やっつけようとする免疫反応が引き金となって起こります。

 

これはいわゆる”炎症”と呼ばれ、歯周病ではこの炎症によって、

歯の周りの組織(歯槽骨や歯根膜)が破壊されていきます。

 

歯周病になっている部分に、さらに矯正治療による骨を溶かす信号が加わると、歯周病による炎症が大きくなり、歯の周囲の組織の破壊を加速させてしまいます。

 

つまり、歯周病を治さないまま治療すると、より歯周病が悪化するという結果になります。

 

だからこそ、矯正治療の前に歯周病を治しておく必要があります。

 

一度歯周病になってしまっても、歯科医師や歯科衛生士による治療と患者さまのケアにより、

歯周病の進行を食い止めることができます。

 

そして、歯周病が落ち着いたら矯正治療を始めることができます。

 

ただ、歯周病の治療が終わったということではありません。

 

矯正治療では多くの場合、複雑な形の装置が口の中に入るので、

歯磨きが難しくなります。

 

そのため、お口の構造を理解しながら、矯正前から上手な歯磨きを身に着け、

装置をつけた後も歯間ブラシなどを用いて、装置の周りを清潔に保つ必要があります。

 

そして、矯正治療中も定期的にメンテナンスをして、

お口の状態が悪化する前に気付けるようにすることが大切です。

 

 

矯正治療をしたいと思ったときにスムーズに始める為にも、

日頃からお口の中のメンテナンスに通院しておくと安心ですね^^

 

たかま歯科でも矯正治療も歯周病治療もご相談お受けしております^^

 

 

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