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こんにちは、スタッフの佐藤です^^
成長に伴って、活発に動き回るようになるお子様の転んだり、ぶつけたりする事故やケガって意外と多いんです。
たかま歯科にも園や公園などでケガをしてしまったお子様が来院されることもあります。
実際目の当たりにすると、どうしたら良いかパニックになってしまいますが、
もしもの時に備えて知っておくと冷静に対応できると思いますのでお話しします!
まずは、どんな時にお子様が歯やお口をケガしやすいのかというと
2歳くらいまでは、お家のフローリングの床で滑って転び、歯やお口をぶつけてしまう子が多いです。
お家の階段から落ちたとか、何かにつかまって立ち上がろうとしたときに、
体を支えられずガタンと倒れてぶつけてしまう子もいます。
幼稚園から小学校1~2年生くらいまでの子は、滑り台や鉄棒など、
公園の遊具で遊んでいるときにぶつけてしまう子が多いです。
鬼ごっこをしていて鉄棒に顔をぶつけたり、滑り台の上でふざけて顔から落ちてしまう子もいます。
もう少し上の年齢になると、運動場や校庭でぶつけることが増えます。
サッカー中にぶつけたり、友だちのひじが顔に当たったり、
野球の外野フライを取り損ねてボールが顔に当たったりなど、いろいろあります。
他にも、自転車に乗っているときに転倒して顔を打ったなど
自転車が溝にはまって倒れてぶつける子もいます。
そんな事故にあったときには、キーポイントが4つあります!
1.捨てない
抜けた歯や折れた歯が見つかった場合、捨てずに歯科医院に持っていきましょう。
必ず成功するとは限りませんが、抜けた歯は元の場所に戻せる可能性がありますし、
欠けた歯はくっつけることができます。
2.洗わない
・抜けた歯に土や砂がついていても、水道水で洗う必要はありません。
むしろ、きれいに洗ってはダメです。
・抜けた歯の根には「歯根膜」という組織が付着しています。この歯根膜が落ちてしまうと、
顎の骨に歯がくっつきません。土や砂は歯科医院で、歯根膜を落とさないよう
慎重に洗い流しますので、抜けた歯はそのまま洗わずにお持ちいただくのが一番です。
3.歯の根に触らない
歯の根を指で触ってしまうと、歯根膜が傷つきます。
抜けた歯を持つときは、歯の噛むところを持つようにしましょう。
4.乾燥させない
・歯根膜が乾燥してしまうと、細胞が死んで、歯が骨にくっつかなくなります。
歯根悪を乾燥させないように、牛乳や保存液に浸してお持ちください。
それらが無い場合は、生理食塩水(水に塩ひとつまみほど)に浸しても問題ないです。
ティッシュで拭くのは乾燥させるのでやめましょう。
・また、折れた歯もくっつけられる可能性がありますので、お持ちください。
ぶつけてから早めに対処するほどお口に戻せる(再植)確率が高まります。
ですので、できるだけ早くお子様を歯医者へ連れて行くようにしてくださいね^^