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食べる姿勢でお口の機能や歯並びが変わる? – 南堀江、四ツ橋、大阪市西区の歯科なら「たかま歯科医院」

食べる姿勢でお口の機能や歯並びが変わる?

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こんにちは、スタッフの佐藤です^^

 

今回は、お子さまの「食べる姿勢」が影響するお口の機能や歯並びについてお話ししたいと思います。

 

お子さまの健やかな成長には、「お口の健康」を育てていくことも大切です。

食べる・話すなどのお口の機能を育てるポイントは、まずきちんと「食べる」ことです。

でもそれには食べるのに適した「姿勢」ができていないといけないのです。

 

近頃、お子さまのむし歯や歯肉炎(歯ぐきの腫れや出血)は減少傾向にありますが、

かわりに問題となっているのが、「お口の機能の発達の遅れ」です。

お口がぽかんといつも開いているといった子が増えてきているのです。

 

お口の機能はもともと、「食べる」「話す」などを通じて少しずつ育っていくものです。

しかし、その発達が遅れている子が目立ってきています。

当院でのお子さま用の問診票のチェック項目にも、

お口がぽかんと開いているという項目にチェックされる方は多いです。

 

 

お口の機能の発達が遅れていることは、専門的には「口腔機能発達不全症」と呼ばれています。

「発達不全」と聞くとショックを受けられる方もいらっしゃると思いますが、

あくまで発達が遅れているだけですので、そこから環境等を見直していくことで発達を促すことができるのです。

 

お口を育てることは「食べる」ことです。

お口の機能の発達の遅れを取り戻すには、舌や唇などお口のトレーニングが有効で、

そうした指導をたかま歯科でも行うこともあります。

ただ、それ以前に日常の「食べること」の見直しも重要なのです。

 

お口の機能を育てる一番の訓練は、「毎日の食事」です。

お子さまは、がぶっとかぶりつき、もぐもぐとよく咬み、ごっくんと飲み込むことを繰り返すことで、

唇や舌・頬の筋肉、のどの上手な使い方を自然に習得していきます。

 

しかし、「食べること」にはきちんとしたフォームがあるのです。

野球のピッチャーに綺麗な投球フォームがあるように、実は「食べること」にも適切な姿勢があるのです。

良い「食べる姿勢」で食事をすることが、お子さまのお口の健やかな成長に繋がっていくのです。

 

理想的な「食べる姿勢」ですが、

1.2歳児の頃ですと、姿勢の安定が大事になります。

・椅子にタオルやクッションを敷いて、体がグラグラしないように安定させます。

・椅子の補助段や踏み台に足の裏を床にピッタリつけるようにする

・机はひじの高さ

 

3歳児以降ですと、大まかには一緒ですが

・猫背になると食べにくくなり呼吸も苦しくなるため背筋はピンと伸ばします。

・机とおなかの距離はこぶし一個分空けます

・ひざの角度は90度を意識する

 

3歳児以降のポイントは大人の方にとっても、この姿勢が食べる時の良い姿勢です。

子どもは親の真似をするものなので、まずは保護者の方が良い姿勢で食べることを意識するようにしましょう

 

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