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こんにちわ、スタッフの佐藤です^^
今回は、いかに定期的なメンテナンスが大切なのかを改めてお伝えしていきたいと思います!
まずはじめに、定期的なメンテナンスに通院すると、受けていない人に比べて、
むし歯が75分の1になるという論文も出ています。
同じ論文にも定期的なメンテナンスに6年間受けたら、歯周病の発祥の指数である
「4ミリ以上の歯周ポケット」が、受けなかった人の14分の1だったことも発表されています。
日本では、「痛くなってから歯科医院へ」がいまだ一般的と言えます。
健康保険によりポケットマネーで治療できるからです。
むし歯や歯周病の原因であるベタベタのバイオフィルムを減らさないまま
「痛くなったら歯科医院へ」と対処療法を受けても、似たような問題がまた起きて、
そのたび治療が必要となり詰め物やかぶせ物が増えてしまう。
まして歯周病の場合、痛みが出にくいから、歯科医院に受診した頃には
すでに手遅れで、抜歯になってしまうこともある。
歯の悩みを抱えた辛い思いをしている方は結構いらっしゃいます。
詰め物や被せ物は、毎日強い力で噛み酷使されるので、いつかは痛みます。
しかも削って治療した歯は、健康な歯に比べバイオフィルムの出す酸や噛む力に弱いんです。
だから予防が大事なんです!!!
原因が明らかなので、その原因を減らせばいいのです。
そうすれば、将来歯で苦労せずにすむし、国の財政を圧迫している医療費の削減にもつながります!
「予防医療は効果が読めないから、社会保障費の削減の役には立たない」という意見もありますが
歯科については違います。
メンテナンスの効果は世界中ですでに実証されているからです!
スウェーデンでは、大学の歯学部の授業から
総入れ歯のカリキュラムをなくす検討が始まっているそうです。
予防が浸透した結果、高齢者の総入れ歯のニーズが激減したからだそうです。
今日本では、後期高齢者の89%が入れ歯を使っていますが、
予防で歯を残してこの数字をぐっと減らせたら日本人の健康寿命がおそらくかなり伸びると思います!
自分の未来と社会の未来のために、ぜひ歯についての価値観を見直してみましょう^^