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こんにちわ、スタッフの佐藤です^^
さて、たかま歯科医院はインスタグラムを開設しているということは
ご存知でしたでしょうか??
それも、スタッフについてのアカウントと
審美メインにアップしてるアカウントの2つあるんです!
たかま歯科スタッフのQRコードを貼っておきますので、
是非お時間あるときにご覧ください!
そこから審美のアカウントにも飛べます!^^
さて今回は、「砂糖の摂取量と虫歯のなりやすさ」を
日本と他の国とで比較してお話ししていきたいと思います!
「砂糖を取りすぎると、むし歯になる」なんてお話は、子どもの頃から
耳にタコができるほど聞いてきたという方も多いのではないでしょうか?
ところが、世界を見渡すと驚きます。
日本は砂糖を摂る量が少ないのに、むし歯が多い国だったのです。。
そもそも日本人の砂糖摂取量って、多いと思いますか?少ないと思いますか?
海外のお菓子を食べたことがある方、海外旅行でお店のデザートを食べたことがある方は、
やたらと甘くて驚いた経験はありませんか?
日本は多くに国々と比べて、砂糖摂取量自体は少ないのです。
自動販売機を見ても、確かに無糖のお茶などが多いですよね。
となると、虫歯は少ないはずなのですが、実際はどうでしょうか?
国別の「一人当たりの年間砂糖摂取量」と
12歳の「一人平均虫歯経験本数」(虫歯になった歯や、治療をした歯の本数)
を比べてみると、日本の砂糖摂取量は一人当たり年間13.9キロ。
対してアメリカは26.8キロ。オーストラリアは34.3キロ。
スウェーデンは32.5キロ。イギリスは32.3キロ。
でも虫歯経験本数は日本が1.4本で一番多いのです。
他の国は、アメリカは1.19本。オーストラリアは1.05本。
スウェーデンは0.8本。イギリスは0.6本なんです!
この事実は、世界的にも注目されていて、世界保健機関(WHO)と国際歯科連盟(FDI)
の合同レポートでも指摘されています。
レポートでは、砂糖摂取量が少ないのに虫歯が多い理由として「日本はフッ化物(フッ素)
の利用が少ないことが、最も重要な要因であろう」と述べています。
砂糖はお口の中の細菌の栄養となり、その過程で細菌が出す酸が歯をゆっくりと溶かし、
虫歯の原因となります。
しかし、歯は溶けるばかりではなく、唾液からリンやカルシウムが補われて修復されてますし、
歯磨き剤などに含まれるフッ素がお口の中に存在すると、
修復が促進されたり、歯の質が強化されます。
今回のお話は、砂糖を控えるよりも、むしろ歯磨き剤や洗口剤、歯科での塗布など、
様々に利用されているフッ素を上手く用いることが、
日本の虫歯を減らすために今度重要になってくると思います!!